「元弟子の野郎が変なこと言いやがって。（自分が）保険証を持っていないとか。冗談じゃない。年間で160万円も払っている。なぜオレが保険証を持っていないなんて。今、怒っている。誰も信用しないだろうが」

2日夜、レギュラー出演しているTBS系の情報番組『情報7days ニュースキャスター』にスタジオ以外からリモート出演し、そう怒りを爆発させたのはタレントのビートたけし。

その怒りの源は「週刊新潮」（新潮社／5月7日・14日特大号）で、運転手をしていた元弟子から、たけしの再婚した妻の指示で、自身の保険証をたけしに「なりすまし」で不正使用されていたことを告発されてしまったのだ。

怒り心頭のたけしに対し、同局の安住紳一郎アナからが「週刊誌の記事ですよね」、「元お弟子さんですよね」と水を向けると、たけしは「弟子が、オレのネタを売って食っている。腹が立ってさ」と主張。

「財布は（妻に）預けっぱなしで、そこから金も払っている。みんな自分がやっていたように言っている」などと反論した。

「告発した元運転手は、たけしの再婚相手にパワハラを受けたとして損害賠償を求め係争中。とはいえ、さすがにしっかり使用した記録が公文書で残るものを“捏造”するとは考えられない。たけしは再婚相手に任せっきりだったからこういう事態になってしまったのでは」（芸能記者）

いくら再婚相手の判断だったとはいえ、事実ならば立派な犯罪行為。

情報番組のMCとしては不適切だが、GW明けの“追撃記事”が注目されるという。

「たけしの態度からして新潮がこのまま終わるはずがない。もっと重大な“証拠”を誌面で突きつけられれば、さすがにTBSとしてもたけしに事情聴取せざるを得ないだろう。とはいえ、志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったことでたけしはすっかり怯え、おこもり状態だとか。現状だと、事情聴取はまだまだ先になりそうだ」（同）

まだまだ、たけしvs.新潮のバトルが続きそうだ。